【漁師に憧れた少年の今】

長男(高1)は、幼少期から魚が好き。

水族館に行けば、一つ一つの水槽を熱心に観る。

海に行けば色々な生き物を捕まえる。

魚を捌くことも食べるのも好き。

そんな少年が中学生になり、

「漁師は、命の危険もあり、あまり評価されない職業だけど、

実はすごい技術を持っていてカッコイイ!」

と、憧れるように。

そして、漁師の道を歩むため、海洋高校に進学。

新生活から1か月がたった。

片道2時間半。その内1時間12kmは自転車で通うことも、

「体力をつけるんだ!」と頑張っている。

戦艦大和の造船技術の凄さを語り合ったり、

休日も一緒に海へ行ったりする友だちもできた。

4月下旬には、2カ月半の乗船実習へ出発する3年生を見送った。

「来年は、カッター(船に並走している手漕ぎボート)の上から見送りたい!」

身近な目標もでき、2年後には自分が乗船実習に行くというイメージも

鮮明になったことだろう。

専科の高校へ進むことで、道を狭めることにならないか?と

親としては心配したこともあったけど

今では、

好きなことを軸にして長男の世界は広がり、

次のステージに上がったと感じている。

改めて、

好きなことを伸ばし、尖らせるのもアリ!

と私は思う。

そのためには、

本当に好きなことは何だろう?

という視点をもって

子どもを観察することが大切。

我が家では、次男(中2)、三男(小5)と続く。